第一医薬品の意味及びそれが有する特徴

2017年02月05日
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医薬品のうち第一医薬品というものが存在していますが、第1類医薬品と呼ばれることがあります。この医薬品は一般用医薬品のタイプの中で一番副作用などのリスクが大きいとされるタイプの薬を指しています。また使われた経験が多くないことなどの理由で注意しなければならないとされる成分がある薬を言うこともあります。他には第二医薬品、第三医薬品がありますが、それらはこの医薬品と比べるとリスクが小さい医薬品となります。

このタイプの医薬品は第二医薬品及び第三医薬品と異なる特徴を持っていて、それは薬剤師がいなければ販売することができないという点です。第二医薬品と第三医薬品であれば、登録販売者でも売ることができますが、このタイプの医薬品の販売は薬剤師が必須となります。お店で、薬剤師がいないので販売が不可であるという旨のお知らせがあった場合はその商品が第一医薬品であることが考えられます。

薬剤師がいないと販売できないという点は要指導医薬品と共通しています。また販売する場合、薬剤師はそれに関する事柄を顧客に書面の形で知らせておかなければならないという決まりもあります。ただし、共通点もあり、通販サイトで販売することは認められています。