第一医薬品と第二医薬品の相違点

2017年01月27日
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市販薬を見ていると第2類医薬品といった言葉が見受けられることがあります。これらの言葉の意味が何を指しているのか、気になる人もいるのではないかと考えられます。これを知っておくと医薬品を選ぶ際に役に立つと考えられるので、知っておいて損はありません。ところで、第一医薬品と第二医薬品はいずれも医薬品であることは言うまでもありませんが、違いは存在しています。

そもそも両者と第三医薬品をひっくるめて一般医薬品と呼ばれていて、リスクの高さで分けられています。第一医薬品はその中でもリスクが一番高いとされ、薬剤師しか売ることができないだけではなく、薬剤師はその情報を提供する義務があります。第二類医薬品はそれよりリスクは低いとされていて、薬剤師または登録販売者は情報を提供することを努力しなければならないとしています。

ただリスクが全くないという訳ではないので、医薬品に関する情報を伝えておくことは重要になります。とは言っても、完全な義務ではなく努力義務になっているので、その努力があれば事足りるとされています。なお、第二医薬品よりリスクが低い第三医薬品がありますが、これは医薬品に関する情報を伝える必要はないとされる特徴があります。